ファンデリ―の16年3月期は主力のMFD事業が計画を上回ったことから2ケタ増収増益を達成

■事業環境が良好であることに加え、知名度のアップにより会員数が増加

 ファンデリ―<3137>(東マ)の16年3月期は、主力のMFD(Medical Food Delivery)事業が計画を上回ったことから2ケタ増収増益となった。

 16年3月期業績は、売上高30億15百万円(前年同期比13.0%増)、営業利益5億円(同14.1%増)、経常利益5億円(同14.4%増)、純利益3億12百万円(同20.4%増)と当初計画を上回った。

 セグメント別の業績は、MFD事業については、売上高27億72百万円(同16.0%増)、営業利益5億98百万円(同38.7%増)と大幅な増益となった。背景には、事業環境が良好であることに加え、知名度がアップしたことで、会員数が順調に増え18万2905人(同19.7%増)となったことが挙げられる。

 しかし、マーケッティング事業は、一部案件の規模が縮小したことから、当初予想を下回り、売上高2億42百万円(同12.6%減)、営業利益1億80百万円(同13.3%減)となった。

 今期業績予想については、引き続き事業環境が好調であることから増収増益を見込んでいる。
 17年3月期業績予想は、売上高34億66百万円(前期比15.0%増)、営業利益5億67百万円(同13.3%増)、経常利益5億57百万円(同11.4%増)、純利益3億40百万円(同8.8%増)と過去最高益更新を見込む。

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