ミクシィが好決算と自社株買いなど好感し13%高

銘柄 相場欄

■16年3月期は営業・経常・純利益とも8割増加

 ミクシィ<2121>(東マ・売買単位100株)は11日、飛び出すような始まりとなり、取引開始後に13%高の4290円(500円高)と急伸。10日に発表した2016年3月期の連結決算が売上高、営業・経常・純利益とも前期比8割増加し、自社株買いも発表したことなどが好感されている。

 今期・17年3月期の見通しは売上高を4%増、営業利益は16%減、純利益は12%減の見込みとしたが、スマートフォン向けゲーム「モンスターストライク」の利用者数は北米など海外で本格拡大する可能性があり、期待は強いようだ。自社株買いは発行株数の3.56%に当たる300万株を上限に5月11日から9月30日に実施。2月以降の出直り相場では3月の4335円が高値になり、これを上回れば値動きが一層軽快になるとの見方が出ている。

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