富士重工が社名「SUBARU」(スバル)への変更など好感し活況高

富士重工業 7270 スバル

■自社株買いも発表し3月決算は4期連続で最高益

 富士重工業<7270>(東1・売買単位100株)は12日の後場、急発進するように上値を追い、13時前に7%高の4000円(258円高)まで上昇し、売買代金も急増して東証1部銘柄の5位前後に進んだ。12時45分に社名を「SUBARU」(スバル)に変更することや、自己株式の取得(自社株買い)と前3月期決算を発表し、連結営業利益が4期連続で最高を更新したことなどが好感されている。

 「SUBARU」(スバル)への社名変更は2017年4月1日。また、自己株式の取得は、上限株数が発行済み株式総数の1.92%に相当する1500万株、取得上限金額は480億円、期間は5月13日から9月30日まで。

 このところの株価は16年3、4月に4100円前後で上げ止まる展開になっており、当面はこの水準が心理的な上値抵抗ゾーンになっている。これを突破すれば出直り相場が強まる可能性がある。

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