ラクーンのSD exportの流通額は前月対比で約3倍にアップ

株式市場 銘柄

■3月頭より導入した新たな輸送手段によって流通額が増加

 ラクーン<3031>(東1)の越境Eコマースが盛況というニュースが16日引け後に発表されたことで、株価の上昇が予想される。

 16日に当社が運営する卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」の越境ECとなる輸出販売サービス「SD export」は、3月頭より導入した新たな輸送手段によって流通額が増加した。

 輸送手段の追加は特に効果があり、2016年3月のSD exportの流通額は前月対比で約3倍にアップした。また、それまでアジア圏の受注が中心であったがアメリカやヨーロッパからの受注も増えており、SD exportによる越境EC拡大の兆しが見えはじめている。

 海外小売店の登録数は4,000件を突破し順調に増加を続けている。エリアごとの登録数として最も多いのはアジア圏であるが、国別に見ると台湾、香港、アメリカの順で登録が多く、台湾が約27%、香港が約23%、アメリカが約15%である。(2016年4月26日現在)

 当社の輸出販売サービス「SD export」は、世界各国の小売店へ日本の商品を卸すシステム。つまり外需を取込むことから、日本国内メーカーの輸出拡大につながる。

 16日の株価は、37円高の591円となった。引け後に発表された、今回のニュースのインパクトは大きく、まずは年初来の高値である879円値奪回の動きが予想される。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る