【話題株】札幌上場の健康コーポが筋肉体型の「ライザップ」に社名変更し東証上場の観測も取り沙汰されて思惑強める

 例の筋肉体型のテレビCMで知られるトレーニングジム「RIZAP」(ライザップ)などの持株会社・健康コーポレーション<2928>(札幌アンビシャス・売買単位100株)は16日の取引終了後、2016年3月期の決算発表とともに「RIZAPグループ」への商号変更(7月)、新株予約権の発行残存分の全部消却、光通信<9435>(東1)の子会社で超富裕層向けの医療・美容などに関する予約・送客サイト運営企業への出資、などを発表した。

 株式市場では、以前から同社の東証上場の観測も取り沙汰されており、思惑や期待が膨らむ可能性が言われている。新株予約権の消却は需給改善要因になる。

 16年3月期の業績は驚くような大幅増益となり、連結売上高は前期比42%増の554.5億円、営業利益は同2.4倍の50.7億円、純利益は同51%増の24.7億円。「既存事業ではパーソナルトレーニングジム「RIZAP」を中心とした美容・美容関連事業が業績の牽引役となり」「売上高はRIZAP株式会社が大幅に成長し、前年対比ほぼ2倍」(決算短信から抜粋)となった。

 今期・17年3月期の予想は、IFRS(国際財務報告基準)を任意適用するため前期との増減率を表記しなかったが、売上高に相当する売り上げ収益は1000億円(前期実績との単純比較では80.3%増加)、営業利益は101.5億円(同じく2.0倍)、親会社の所有者に帰属する当期利益は60億円(同じく2.4倍)、1株利益は47.08円とした。

 株価は16日の終値が697円(23円安)。この6ヵ月近くは、16年2月に一時560円まで下押した局面を除けば、おおむね650円前後から720円前後のゾーンでモミ合う展開が続いている。こうしたモミ合いを抜け出すにはエネルギーが必要との見方があるが、その分、抜け出せば大きな相場が待っているか猛省があるようだ。

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