日本エンタープライズは医療従事者が二次救命処置を効率的に学べるトレーニングアプリを開発

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■アメリカ心臓協会が推奨し、世界の救急医療で導入されている二次心肺蘇生法

 日本エンタープライズ<4829>(東1)の子会社・会津ラボは、福島県立医科大学制作協力・監修の元、医療従事者が二次救命処置を効率的に学べるトレーニングアプリ『二次救命処置トレーニングアプリ~ACLS Case Scenario~』(iOS)を開発し、5月19日より提供開始した。

 ACLSは、アメリカ心臓協会(以下AHA)が推奨し、世界の救急医療で導入されている二次心肺蘇生法。医師・研修医・看護師・救急救命士などの医療従事者は、AHAならびに関係機関が認定するプログラムを受講することにより、プロバイダー/インストラクター資格を取得することができる。

 このアプリは、福島県立医科大学よりACLSで想定される処置フローや専門用語などの医学的専門情報や知見の提供を受けて会津ラボが開発した、医療従事者のためのアプリ。繰り返しバーチャルトレーニングを行うことにより、「心室細動・無脈性心室頻拍」、「無脈性電気活動」、「心静止」、「徐脈」、「頻脈」のACLSアルゴリズムを学習できる。ACLS頻出の「心電図テスト(23症例)」と、症例を元にリアルなシミュレーションを行う「臨床シミュレーション(21症例)」の2ステップで効率的に学べる構成となっており、「臨床シミュレーション」では、モニター心電図と症状を正確に読み解き、選択肢から処置と診断を選ぶ。判断を誤ると、患者の容体が悪化していき救命困難な状態に至る。正しい判断を下して容体を回復へ導けるように学習し、救急時に求められる瞬時の判断力を養うことが出来る。
尚、『AHA心肺蘇生法ガイドライン2015』にも準拠している。

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