【銘柄フラッシュ】メドレックスが急伸し東証1部決定のカネコ種苗とリックスも高い

銘柄

 24日は、カルソニックカンセイ<7248>(東1)の筆頭株主の日産自動車<7201>(東1)が全保有株を売却と伝えられ、カルソニックカンセイは一時9.7%安まで軟化し大引けは8.6%安。日産自動車も終日軟調反落のまま小動きを続けて0.7%安となった。

 東証1部の値上がり率トップは日本アジア投資<8518>(東1)の14.0%高となり、引き続き政府が日本企業の国際競争力強化に向けて円借款の手続きを3分の1以下にするとの前週報道などが好感されて大幅続伸。2位は株価10円台のランド<8918>(東1)で11.8%高。3位はリズム時計工業<7769>(東1)の10.3%高となり、自社株買いや自己株式の消却が好感されて急伸。

 あすか製薬<4514>(東1)は引き続きActavis社との合弁解消などが材料視されて6日続伸の8.4%高となり、イマジカ・ロボットHD<6879>(東1)は映像・CM制作などから自動運転技術の領域に新展開の期待などが言われて朝から強調推移のまま8.0%高。タカラトミー<7867>(東1)は今期大幅増益見通しなどが蒸し返し的に見直されて7.1%高。ホットランド<3196>(東1)は株主優待の拡充などが好感されて6.6%高。

 カネコ種苗<1376>(東2)リックス<7525>(東2)は東証1部指定を好感して上げ、カネコ種苗は18.9%高、リックスは28.2%高。

 メドレックス<4586>(東マ)は経皮製剤などの開発進展に注目とされて後場一段高となり23.8%高。ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)<3652>(東マ)は最新の画像処理ソリューションや23日開催の機関投資家向け決算説明会などが材料視されて21.9%高。夢の街創造委員会<2484>(JQS)はLINEとの提携が好感されて一時ストップ高となり大引けは15.5%高。アイビー化粧品<4918>(JQS)は業績好調などへの評価衰えずとの見方で連日高値の11.1%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る