カーディナルがクレジットカードIC化など好感しストップ高

株式市場 銘柄

■1株純資産の半値水準にあり評価不足が著しい

 カード製造の大手・カーディナル<7855>(JQG・売買単位100株)は26日の後場もストップ高の569円(80円高)買い気配で始まり、朝方からストップ高を継続。手掛かり材料としては、経済産業省が、クレジットカードの磁気ストライプに記録された情報が盗み取られる被害が後を絶たないことから、比較的安全性が高いICチップに対応した読み取り端末の導入を店舗に義務づける法改正を行う方針を固めたと朝のNHKニュースで伝えられたことなどが言われている。

 2016年3月期の業績は全体に減収減益となったが、今期・17年3月期の見通しは売上高、.営業利益を前期比3%増加とするなど持ち直す見込みとした。株価はPBRが0.5倍台のため1株純資産の半値と言うことができ評価不足が著しいことは確かだ。

 

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