【株式市場】サミット声明などに期待し日経平均は一時128円高だが上値は重い

株式市場

◆日経平均の前引けは1万6846円32銭(73円86銭高)、TOPIXは1349.82ポイント(6.95ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億6798万株

チャート4 27日前場の東京株式市場は、伊勢志摩サミット(27日まで)での世界景気に対する声明などに期待があり、円高基調にもかかわらず日経平均は10時過ぎに128円63銭高の1万6901円09銭まで上げた。ただ、ファナック<6954>(東1)が10時半頃から軟調に転じるなど主力株の一角が重く、日経平均の前引けは73円86銭高(1万6846円32銭)となった。凍傷マザーズ指数は高いが日経JASDAQ平均は小安い。

 NY原油の50ドル回復などを受けて国際石油開発帝石<1605>(東1)などが上げ、アイシン精機<7259>(東1)は熊本地震の影響で順延していた業績見通し発表などが好感されて急伸。ソネット・メディア・ネットワークス<6185>(東マ)はAI(人工知能)を活用したマーケティングシステムなどが材料視されてストップ高。構造計画研究所<4748>(JQS)は「8K」映像関連株人気などに乗り急伸。

 東証1部の出来高概算は8億6798万株、売買代金は7816億円。1部上場1953銘柄のうち、値上がり銘柄数は987銘柄、値下がり銘柄数は795銘柄となった。

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