フライトHD:日本初!電子マネー対応版決済システムを開発

■第一弾対応ブランドはNTTドコモの「ID」に

 電子決済システムなどのサービスを提供するフライトホールディングス<3753>(東2・売買単位100株)は、傘下のフライトシステムコンサルティングが、トッパン・フォームズのグループ会社であるTFペイメントサービス株式会社(TFPS)と連携し、日本で初となるスマホやタブレット上での電子マネー決済対応版「ペイメント・マイスターfor Thincacloud」を開発、本日加盟店向けに提供を開始したと発表した。

■多種多様な支払いニーズ、最先端決済ソリューションを提供~東京オリンピックなど視野に

 第一弾の電子マネーブランドとしてNTTドコモの「iD(アイディー)」が本日からサービスを提供を開始する。

 同社では、「iDに続き、様々な電子マネーブランドに対応を拡大し、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、国内外の多種多様な支払いニーズに沿った最先端の決済ソリューションを積極的に提供していく」と話している。

■iPadなどネット回線利用し、“使い安心・安全”な決済処理

 「ペイメント・マイスター for Thincacloud」は、接続先決済センターをTFPSが運営する電子マネー専用クラウド型決済プラットフォームサービス「Thincacloud(シンカクラウド)」とし、フライト社のIncredistとタブレットを連動させて電子マネー決済を行う仕組みとなっている。

 具体的には、導入企業が電子マネー決済を行うにはiPad/iPhone/iPod touchに「ペイメント・マイスターfor Thincacloud」をインストールし、決済装置「Incredist」と組み合わせるだけで足りることになる。

■ソフトの拡張性活かし、ニーズ拡大にハードウェア投資は不要

 電子マネー決済で使用する回線はインターネット回線が利用できるので、iPad等のWi-FiまたはLTE回線を使い安心・安全な決済処理ができる。

 またThincacloudのクラウド型システムの特徴を活かし、Thincacloudの対応ブランドや対応サービスが拡大しても、ソフトウェアの拡張性により、支払ニーズにあわせた決済手段の利用が可能なので、導入企業が新たなハードウェア投資は必要ない。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内初、HVO51%混合燃料が建設現場で稼働  大成建設<1801>(東証プライム)とユーグレナ…
  2. ■従来の制作プロセスを刷新しAI時代の人材育成を推進  武蔵精密工業<7220>(東証プライム)は…
  3. ■高速道路で手放し運転が可能に、新開発「Honda SENSING 360+」がACCORDの運転支…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る