パナソニックが独占供給「安泰」の見方出て後場急動意

株式市場 銘柄

■米テスラ・モーターズCEOが韓国サムスンからの調達を否定と伝わる

 パナソニック<6752>(東1・売買単位100株)は8日の後場寄り後に急動意となって上値を追う場面があり、13時にかけて1016.5円(61.5円高)まで上げて4日ぶりに4ケタ(1000円台)を回復した。

 EV(電気自動車)用の電池をほぼ独占的に提供する米国の自動車ベンチャー、テスラ・モーターズに関するニュースが2つ伝えられ注目された。ひとつは、米国の資産家ロン・バロン氏がテスラ・モーターズの将来性に注目し、時価総額が現在の約20倍になる予想などを披露したことが言われている。もうひとつは、テスラ・モーターズのイーロン・マスクCEOが「Twitter」(ツイッター)で、韓国サムスンSDIからの電池調達の観測を否定したと伝えられたことも材料視されている。

 2月以降は1050円前後の水準で上値を抑えられる形のモミ合いが続いており、この水準までならそれほど抵抗感なく上げる可能性があるようだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■GHG排出量削減に貢献  東洋製罐グループホールディングス<5901>(東証プライム)グループの…
  2. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  3. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■アップトレンドを迎える業界のダークホースたち  今週の当コラムは、全面業績相場のなかややディフェ…
  2. ■自分流の業績相場にダークホース?!上方修正実績のある舶用機器関連株の決算発表からマーク  「ゴー…
  3. ■4月雇用は予想を下回り、長期金利低下しNY株価は上昇  米国労働省が発表した4月雇用統計だが、景…
  4. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る