【銘柄フラッシュ】ヘリオスなど急伸し昭和シェル石油は原油回復などで高値更新

銘柄

 9日は、非鉄市況や原油の回復が好感されて昭和シェル石油<5002>(東1)が2.1%高程度ながら約1ヵ月ぶりに年初来の高値を更新し、出光興産<5019>(東1)は高値に急接近の3.3%高。住友金属鉱山<5713>(東1)は4.0%高。銅の表面処理剤などのメック<4971>(東1)は12.1%高となった。

 東証1部の値上がり率1位は日新電機<6641>(東1)の13.5%高となり、大和証券が目標株価1700円でレーティング開始と伝わり急反発。2位は上記メック<4971>(東1)の12.1%高。3位は日本エンタープライズ<4829>(東1)の9.3%高となり、は引き続き東京・築地の魚卸組合の初の電子商取引システムを引き受けたことなどが材料視されて高値圏で推移。4位はgumi(グミ)<3903>(東1)の8.4%高となり、米アップルが定額課金の対象をゲームを含めて拡大と伝えられ恩恵拡大とされ急反発。ヤマシンフィルタ<6240>(東1)は米キャタピラー株が高かったことなどが言われて8.2%高。

 アキュセラ・インク<4589>(東マ)は昨日に続いてSBIグループの投資会社による買い増しが材料視され、5月下旬からの急落によって荷もたれ玉が軽減とされて自律反騰狙いの動きが強まり2日連続ストップ高の20.5%高。ヘリオス<4593>(東マ)は野村證券が目標株価3100円に設定と伝わり、このところのiPS細胞株人気が強まりストップ高の18.2%高。Hamee(ハミィ)<3134>(東マ)は日本最大級のクラウドソーシング企業との提携などが好感されて17.0%高。ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)<3652>(東マ)は政府系機関のAI(人工知能)向けプロセッサー開発に参画とされストップ高の16.7%高。日本ラッド<4736>(JQS)は8日開催のIT技術展「InteropTokyo」に注目などとされて出展とされて連日高値更新の6.9%高となった。

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