【株式市場】円高進行やイスラム国の影など警戒し日経平均は一時505円安

株式市場

◆日経平均の前引けは1万6168円48銭(432円88銭安)、TOPIXは1295.41ポイント(35.31ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億3279万株

チャート10 13日前場の東京株式市場は、海外市場先行型で円高が進行し、対ユーロでは3年2カ月ぶりの円高となったことや、米国で発生した銃の乱射事件で「イスラム国」(IS)が犯行声明を発表と伝わったことなどを受け、日経平均は11時にかけて505円47銭安(1万6095円89銭)まで下押す場面があった。ソニー<6758>(東1)が3000円を割って始まるなど、主力株を中心に手控えムードが広がったところへ、株価指数の先物売りが強まり、裁定取引を解消する売りが追い討ちをかけたという。前引けは432円88銭安(1万6168円48銭)だった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均など、主な指数はそろって安い。

 中で、日東製網<3524>(東1)が10日発表の前期大幅増益決算などを好感して急伸し、東京ドーム<9681>(東1)も10日発表の第1四半期決算での通期予想増額が好感されて高い。ランドコンピュータ<3924>(東2)は13日発売の季刊会社情報の評価が好感されて急伸。Hamee<3134>(東マ)は提携に続いて前期決算などが好感されて連日急伸。

 東証1部の出来高概算は9億3279万株、売買代金は8834億円。1部上場1958銘柄のうち、値上がり銘柄数は56銘柄、値下がり銘柄数は1868銘柄となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る