日立マクセルはスマートメーター用小型電池の生産能力を2倍に

■マイクロ電池の生産能力増強の第2弾

 日立マクセル<6810>(東1)は13日、ガスや水道のスマートメーター用電源などに使う小型電池の生産能力を約2倍にすると発表した。

 16年上期中に小野事業所(兵庫県小野市)に約13億円を投資して、新規ラインを導入することで生産性を大幅に向上させる。稼動開始は17年上期(4月~9月)を予定している。
 
 マイクロ電池には欧米をはじめワールドワイドでの成長機会が見込まれており、同社のマイクロ電池(円筒形の二酸化マンガンリチュウム電池)は、屋外使用で10年以上の耐久性能があり、高容量、広い温度特性が高く評価されている。

 同社は14年4月に「マイクロ電池の生産能力増強」の方針を打ち出しており、同年9月に公表した「自動車用CRコイン電池の生産能力増強」に続き、今回が第2弾となる。今後は成長3分野と位置付ける「自動車」「住生活・インフラ」「健康・理美容」に向けて小型電池の増産を行う。

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