【話題】トランプ円高がマーケットに吹き荒れる、ジャパン・パッシングの95年には1ドル=79円台

 『トランプ円高』がマーケットに強烈なプレッシャーとなっている。6月21日号のエコノミスト誌(毎日新聞)が特集で報道しているもので、円高の具体的水準には触れられていないが、同誌では、ジャパン・パッシング政策を採ったビル・クリントン元大統領のときを引き合いに出している。クリントン大統領在任中の1995年4月、為替市場で史上初めて1ドル=80円割れして79円75銭まで円高が進んだ、ということだ。

 アメリカ・ファースト(米国第一主義)を唱えるトランプ候補は、「米キャタピラーはコマツと競争するには円安で難しい」、「中国や日本は為替操作の名人」などと、大統領就任後は為替操作国を制裁するとしている。駐留米軍経費は全額を日本側が負担すべきとも発言、日本にとっては安全保障問題と同時に財政悪化問題にもつながってくるだけに非常に大きい問題。大統領選挙まで5カ月となっただけに中長期投資家にとっては今のこの時期はとても株を買える雰囲気ではないようだ。

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