アキュセラ・インクは一転ストップ安、大塚製薬との契約終了など影響

銘柄 相場欄

■定時株主総会の延期も発表

 眼疾患などの創薬ベンチャー、アキュセラ・インク<4589>(東マ・売買単位100株)は14日の後場寄り後も気配値のままストップ安の1253円(400円安)に張り付き、本日はまだ売買が成立していない。朝7時台に大塚ホールディングス<4578>(東1)の大塚製薬から「エミクススタト塩酸塩」の共同開発契約などの終了に関する通知を受領したこと、定時株主総会の延期などを発表。売りが先行している。

 同社株は新薬開発への期待などにより3月初の2000円前後から5月下旬には7700円まで急騰した。しかし直後に開発中の新薬候補の臨床結果の発表を受けて6日連続ストップ安の急落となり、一時986円まで下押した。その後は一転、投資ファンドの買い増し報道などが材料視され、ストップ高を交えて2050円まで回復した。

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