【銘柄フラッシュ】アイレックスが急伸し日本テレホンなど好業績株も強い

銘柄

 14日は、長期金利の指標となる10年新発国債利回りが連日の過去最低を更新のマイナス0.17%台と伝わり、マイナス金利拡大予想などから三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)が2.2%安などとなり、銀行株がJPX日経400などの時価総額型指数の足を引っ張った面があった。ただ、大手銀行株は13時頃から一進一退に転じた。

 東証1部の値上がり率1位は、上場投信のiPath・VIX短期先物指数連動受益証券<2030>(東1)の12.7%高などを除くとアーク<7873>(東1)の6.9%高となり、不透明感の多い相場にあっては株価2ケタのため投資金額が少なくて済む利点があるもよう。2位はアイ・オー・データ機器<6916>(東1)の6.6%高となり業績予想の増額などを好感。3位はイー・ギャランティ<6771>(東1)の4.9%高となり、13日発売の季刊会社情報誌が高評価とされて後場一段強い展開に。

 東証マザーズ市場は225銘柄の中で値上がりした銘柄が13銘柄にとどまり、インスペック<6656>(東マ)は業績予想の増額などが好感されてストップ高の16.4%高。Hamee(ハミィ)<3134>(東マ)は引き続き事業提携などが好感されて10.5%高の大幅続伸。SHIFT(シフト)<3697>(東マ)はITシステムの脆弱性診断事業などに期待が強まり4.8%高。ジェネレーションパス<3195>(東マ)は引き続き中国での電子商取引事業などが材料視されて高値更新の2.4%高。

 アイレックス<6944>(JQS)は自動運転技術に関する思惑などで38.7%高と急伸。日本テレホン<9425>(JQS)は好決算などが好感されてストップ高の19.3%高。クロスキャット<9425>(JQS)は連続最高益の見込みなどが言われて13.2%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■岡崎医療センターで実証、医療従事者の負担軽減と業務効率化を確認  川崎重工業<7012>(東証プ…
  2. ■全国の介護事業者が安心して選定可能、TAISコード取得で信頼性向上  丸文<7537>(東証プラ…
  3. ■生成AIへの危機感、弁護士の間で高まる  GVA TECH<298A>(東証グロース)は8月21…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  2. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  3. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  4. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…
  5. ■公明党離脱ショック一服、臨時国会控え市場は模索  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みして…
  6. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る