日清オイリオグループが2日続伸基調となり全体相場に逆行高

株式市場 銘柄

■業績好調で大豆市況など材料に注目する様子も

 日清オイリオグループ<2602>(東1・売買単位100株)は15日、2日続伸基調の始まりとなり、取引開始後に489円(8円高)まで上げて日経平均の5日続落模様などに逆行高となっている。業績は好調で、野村證券が6月6日付で目標株価を510円から540円に引き上げたと伝わったことに加え、主原料になる大豆市況がこのところシカゴ市場で続落模様となり、東京市場では14日、一時サーキットブレーカー(売買の一時停止)が発動される下げになったことを材料視する様子もある。

 5月に518円の年初来高値があり、テクニカル的には500円前後に上値抵抗帯があるようだが、業績は好調でPERは3倍前後にすぎず、輸出関連株を取り巻く環境が不透明な中で注目を集める期待が出ている。

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