【株式市場】いぜん英国のEU離脱リスクなど警戒するが日経平均は反発し新規上場2銘柄は買い気配

株式市場

◆日経平均の前引けは1万5973円26銭(114円26銭高)、TOPIXは1282.69ポイント(10.76ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億9154万株

チャート4 15日前場の東京株式市場は、いぜん英国のEU(欧州連合)離脱リスクの影響などが気にされたが、円高基調が朝方で一服する様子になったこと、長期金利が4日連続で史上最低を更新した割に三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)などの大手銀行株が反発したこと、などが言われ、日経平均は9時30分頃の106円99銭安(1万5752円01銭)を下値に切り返した。10時頃からは堅調相場に転じ、前引けは114円26銭高(1万5973円26銭)となった。東証マザーズ指数など主な株価指数はそろって反発した。

 新規上場となった2銘柄は、求人サイト「Green」の運営などを行うアトラエ<6194>(東マ・売買単位100株)が買い気配のまま初値がつかず、前引けは公開価格5400円を70%上回る9180円の買い気配。

 ホープ<6195>(東マ、福Q・売買単位100株)は自治体のホームページや広報誌などに乗せる広告事業を中心に成長し、前場は買い気配のまま初値がつかず、前引けは公開価格1400円を70%上回る2380円の買い気配。

 東証1部の出来高概算は9億9154万株、売買代金は9286億円。1部上場1958銘柄のうち、値上がり銘柄数は1377銘柄、値下がり銘柄数は472銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種が値上がりし、値上がり率上位は保険、海運、輸送用機器、ゴム製品、電気機器、銀行、その他金融、医薬品、ガラス・土石、などとなっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る