ヨコレイ:ノルウェーで生産・加工・販売垂直モデル完成

(写真=FA社所有養殖場の一部)

■積極的な国内外の展開見据え、FA社(養殖事業)全株式取得

 冷蔵倉庫の大手であるヨコレイ(横浜冷凍)<2874>(東1)は、グループの今後の積極的な国内外の展開を見据え、連結子会社であるアライアンスシーフーズ(ASF社)の増資(30億円)を行うとともに、ASF社がHofseth International AS(ノルウェー:HI社)と共同して、ノルウェー国内に養殖場を7.17ライセンス保有するトラウトの有力養殖事業会社Fjordlaks Aqua AS(FA社)の全株式を取得することを決定した。

 今回の全株式取得に要する投資額は10億ノルウェークローネ(キャッシュフリー・デットフリー企業価値ベース)、邦貨約130億円(1ノルウェークローネ=13円で換算)。

 ヨコレイグループは、昨年8月、ノルウェーの大手水産加工・販売会社であるHI社へ3.9%出資するとともに包括業務提携を締結、ノルウェーサーモン事業に本格的に進出し、HI社との共同事業の高度化を進め、今年3月にはHI社の子会社で水産加工場を3施設保有するSyvde Eiendom ASの全株式をASF社が取得し、「買い付けから販売まで」の流れを確保したが、価格変動リスクを抑えるためには生産段階への関与が必要と判断し、FA社の全株式取得を行い、ノルウェーサーモン及びトラウト事業で生産から加工・販売に至るまでを、一貫した垂直統合モデルが完結することになった。

 連結子会社化されたFA社の初年度の事業計画は、年間生産量1万トン、売上高70億円、EBITDA 23億円を計画している。

 なお、ASF社の増資は横浜冷凍が全額引き受け、また、FA社の全株式取得に当たっては、ASF社とHI社間で合弁会社を設立して実施する。

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