【株式評論家の視点】エスプールはパートナーの強みを最大限引き出し共に成長が特徴、期営業利益4.6倍

株式評論家の視点

 エスプール<2471>(JQS)は、「日本を元気にする!」のミッションを掲げて1999年12月に創業。良い商品、サービス、ブランドもしくは技術を持っているにも関わらず、リーダーシップ力の欠如、マーケティング力の不足、システム化の遅れや高コスト体質等のために競争優位を獲得できない企業に対して、人材・組織開発と戦略的アウトソーシングによって、持てる強みを最大限に引き出すとともに弱みを適時補っていくことで、パートナー企業に対して確実に競争優位をもたらし、共に成長している。

 ビジネスソリューション事業では、株式会社エスプールロジスティクスがロジスティクスアウトソーシングのサービス、株式会社エスプールプラスが障がい者雇用支援サービス及び付随する農園運営事業、株式会社エスプールエンジニアリングがスマートメーター設置業務等のフィールドマーケティングサービス、株式会社エスプールセールスサポートがマーチャンダイジング及び販売促進等のサービスを提供している。人材ソリューション事業では、株式会社エスプールヒューマンソリューションズが人材派遣、人材紹介等、人材に係わるサービスを提供している。

 今2016年11月期第2四半期業績予想は、売上高が39億2200万円(前年同期比14.1%増)、営業利益が6100万円(同93.4%増)、経常利益が5500万円(同2.0倍)、最終損益が3500万円の黒字(同1400万円の赤字)を見込んでいる。

 通期業績予想は、売上高が39億2200万円(前期比13.1%増)、営業利益が2億7000万円(同4.6倍)、経常利益が2億5800万円(同5.3倍)、最終損益が1億8300万円の黒字(同6800万円の赤字)を見込んでいる。年間配当は期末一括10円継続を予定している。

 株価は、2月12日につけた年初来の安値546円を底に6月10日に年初来の高値1000円と上昇。上げ一服となっているが、850円どころで下値を固める動きとなっている。今11月期第1四半期は、ストックビジネスの強化、低収益事業の改善、新たな収益の柱の構築の3点を基本方針として事業を推進、スマートメーター設置業務については、未だ損益分岐には至らなかったものの、第1四半期売上高は20億3800万円(前年同四半期比22.7%増)、営業損益は100万円の黒字(前年同期は2200万円の赤字)と大幅増収で営業黒字と損益は改善している。企業の人材ニーズが強く、人材派遣サービスが大きいため、7月5日に予定される第2四半期決算の発表に期待は高まる。今期予想PER14倍台と割高感はなく、ここからの押し目は買い妙味が膨らみそうだ。(株式評論家・信濃川)

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