【株式市場】北朝鮮のミサイル発射など影響し日経平均一時188円安だが新規上場株は好発進

株式市場

◆日経平均の前引けは1万6002円60銭(166円51銭安)、TOPIXは1279.62ポイント(14.28ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億4094万株

チャート6 22日前場の東京株式市場は、いぜん英国のEU(欧州連合)離脱を巡る不透明感が漂い、ソニー<6758>(東1)などが反落したまま軟調に推移し、日経平均はジリ安基調となって前引け間際に188円46銭安(1万5980円65銭)まで下押した。北朝鮮のミサイル発射が2発と伝えられたことも影響した様子で、前引けも166円51銭安(1万6002円60銭)。主な株価指数はそろって安い。

 三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)などの大手銀行株が反落し、不動産株も安い。半面、ソフトバンクグループ<9984>(東1)は巨額報酬の幹部辞任などが材料視されて高く、GMOTECH<6026>(東マ)はインバウンド向けマーケティングサービスなどが好感されて一時ストップ高。フォーカスシステムズ<4662>(JQS)UBIC<2158>(東マ)などとの医療へのAI(人工知能)活用などが材料視されストップ高気配。

 本日上場のジェイリース<7187>(東マ・売買単位100株)は九州を地盤に家賃保証事業などを展開し、公開価格は3100円。10時6分に4170円で初値がつき、その後4740円まで上げ、前引けは3900円となった。

 東証1部の出来高概算は7億4094万株、売買代金は7675億円。1部上場1959銘柄のうち、値上がり銘柄数は206銘柄、値下がり銘柄数は1656銘柄。

 また、東証33業種別指数は「情報・通信」1業種のみ値上がりし、値下がり率の低い業種は鉱業、保険、証券・商品先物、石油・石炭、輸送用機器、などとなっている。

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