ドーンは決算見通しの増額など好感し大きく出直る

銘柄 相場欄

■5月まで約9倍に大化け(おおばけ)し、その後の調整が進む

 地理情報システムなどのドーン<2303>(JQS・売買単位100株)は1日の後場寄り後に3400円(195円高)前後となり、3日続伸基調。6月29日に2016年5月期の決算見通しを増額発表し、以後、大きく出直る展開となっている。

 5月決算の発表は7月8日の予定。発表によると、新規案件の受注が順調に進み、またプロジェクト管理の徹底化などにより外注費が抑えられたことなどが要因としたため、今期・17年5月期の展望にも期待を強める投資家が少なくないようだ。

 同社株は無人飛行物体「ドローン」関連株として16年初から動意を強める相場となり、年初の500円前後から5月下旬には4380円まで9倍近くまで大化け(おおばけ)した。直近は、その後の調整を経て出直る展開となっており、テクニカル的にも再び注目余地が広がってきたようだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る