イナリサーチがシミックグループとの提携を好感し買い気配のままストップ高

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■「足元の受注環境は好転」などと発表し注目殺到

 イナリサーチ<2176>(JQS・売買単位100株)は4日、買い気配のままストップ高の679円(100円高)に達し、本日は10時を過ぎてもまだ売買が成立していない。今朝の取引開始前にシミックホールディングス<2309>(東1)のシミックファーマサイエンスとの業務提携を発表。「非臨床試験の足元の受注環境は好転しており、受注キャパシティの増強を図る必要があります」などとしたことが好感されている。

 2017年3月期の業績は黒字に転換。株価は5月6日の858円を高値に調整基調だが、年初来の安値は6月16日の485円になり、その後、英国のEU離脱によって全体相場が急落した24日も同値の485円で下げ止まった。このため下値の固さが見直されたようだ。テクニカル的には「窓(マド)埋め」の水準になる740円前後まで反発しても不自然ではないとの見方がある。

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