【話題株】オリエンタルランドは年初来高値から1600円下げた安値水準でモタつく、ディフェンシブル株人気不発

東京ディズニーランド ミッキーマウス

 オリエンタルランド<4661>(東1・100株)は年初来高値から約1600円下げ、年初来安値圏に位置し動きは芳しくない。とくに、「ディフェンシブル銘柄の代表として活躍していいはずだが、元気がない。国内の景気が思わしくなく、決して安いとはいえない入園料を考えると足は遠のくだろう。それに、中国上海にディズニーランドがオープンしたことも影響しているのではないか」(市場関係者)ということだ。

 2016年3月期の営業利益2.9%減益に対し17年3月期は1.6%増益にとどまり業績は停滞気味。既に、下値のフシの2月安値を大きく下回り去る24日には5980円と年初来安値を更新、昨年8月以来の6000円割れに沈んでいる。掻き入れ時の今年の夏場でどれだけ入園者が見込めるか注目される。

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