【株式市場】米貿易収支の発表迫り日経平均は一時501円安からけっこう回復

株式

◆日経平均の終値は1万5378円99銭(290円34銭安)、TOPIXは1234.20ポイント(22.14ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億7470万株

チャート14 6日後場の東京株式市場は、夜に米国の貿易収支が判明することなどで午前中の円高基調が一服し、北米での稼ぎの大きいキッコーマン<2801>(東1)などが次第に回復して14時頃から堅調に転換。日経平均も前引け間際の501円35銭安(1万5167円98銭)を割らず次第に持ち直した。2日続落。主な株価指数も軟調だがそろって持ち直した。

 後場は、マルハニチロ<1333>(東1)が堅調に転じたあとも次第に強含み、キユーピー<2809>(東1)はSMBC日興証券の投資判断などが言われて急反発となったあとも一段ジリ高。トランザクション<7818>(東1)は正午に四半期決算を発表して上げ幅を拡大。バナーズ<3011>(東2)は6月28日発表の前期決算が好感されて急伸。データセクション<3905>(東マ)は人工知能や金融ITの分野への展開などが注目されて急反発。

 東証1部の出来高概算は22億1678万株(前引けは10億7470万株)、売買代金は2兆2341兆円(1兆362億円)。1部上場1967銘柄のうち、値上がり銘柄数は310(前引けは80)銘柄、値下がり銘柄数は1588(同18589銘柄。

 また、東証33業種別指数は4業種が値上がり(前引けは全業種が値下がり)し、値上がり率上位の業種は、水産・農林、パルプ・紙、食料品、陸運、となった。

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