【株式市場】政局の安定化やNY株式の急伸など材料視され日経平均は一時555円高

株式市場

◆日経平均の前引けは1万5642円53銭(535円55銭高)、TOPIXは1252.35ポイント(42.47ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億7679万株

 11日前場の東京株式市場は、参議院選を受けた政局の安定化や経済対策などへの期待、NY株式の急伸250ドル高などが好感され、日経平均は株価指数の先物主導で急伸し、11時過ぎに555円71銭高(1万5662円69銭)まで上げた。経済対策への期待から鉄鋼株が景気敏感株の特性を発揮し、JFEホールディングス<5411>(東1)が6%高となるなど軒並み高い。日経平均の前引けは535円55銭高となった。主な株価指数もそろって高い。

 トヨタ自動車<7203>(東1)などの主力株が高く、大手銀行株も強い。任天堂<7974>(東1)が引き続き米国での「ポケモンGO」人気などを好感して大幅続伸。シリコンスタジオ<3907>(東マ)は8日発表の四半期業績が好感されて急伸し、内外テック<3374>(JQS)東京エレクトロン<7035>(東1)の好業績などから連想買いが衰えず買い配のまま2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は8億7679万株、売買代金は9506億円。1部上場1967銘柄のうち、値上がり銘柄数は1896銘柄、値下がり銘柄数は48銘柄となっている。

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