【銘柄フラッシュ】フィンテックグローバルが急伸しU-NEXTもストップ高

銘柄フラッシュ

 20日は、今年のゴールデンウイークの日並びがいいことなどを材料にオリエンタルランド<4661>(東1)が1.8%高となり2日続けて上場来の高値を更新し、エイチ・アイ・エス<9603>(東1)は1.6%高となり3日ぶりに高値を更新。ECB(欧州中央銀行)理事会での一段緩和の期待などから対ユーロを中心に円安基調が強まったため、欧州景気への感応度が高いとされるダイキン<6367>(東1)が4.3%高、マツダ<7261>(東1)は4.2%高となった。

 メルコホールディングス<6676>(東1)は昨日発表の第3四半期決算が好調だったため9.9%高となり、昼に業績予想を増額した日本取引所グループ<8697>(東1)は3.4%高、12月上場のU-NEXT<9418>(東マ)は13時過ぎにNTTの回線事業を発表したことが好感されて18.9%ストップ高。フィンテックグローバル<8789>(東マ)は金融庁の「プロ向けファンド」方針などが交換されて29.6%ストップ高。

 キッツ<6498>(東1)は水素燃料バルブが言われて6.9%高、アルコニックス<3036>(東1)は高決算の観測報道が出て4.6%高、また、アサカ理研<5724>(JQS)はこのところの金相場高が言われて24.2%ストップ高となり、アイレックス<6944>(JQS)は官公庁系・社会インフラ系ネットワークソリューションが政策に乗るとされて39.1%ストップ高。

 東証1部の値上がり率1位はシステムインテグレータ<3826>(東1)の18.0%ストップ高となり昨日のクラウドサービス事業発表を好感、2位は日本システムウエア<9739>(東1)の17.5%ストップ高となり好業績や気象監視などの政策関連需要に期待とされて高値更新、3位は澁谷工業<6340>(東1)の13.5%高となり昨日まで5日連続で日々の下値を切り下げていたため自律反発とされて出直った。

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