【株式市場】経済対策への期待が強くLINE関連株や「元号」関連株も人気

株式

◆日経平均の前引けは1万6355円30銭(123円87銭高)、TOPIXは1309.99ポイント(9.73ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億1435万株

チャート13 14日前場の東京株式市場は、引き続き大規模な経済対策への期待が強く、業種別指数の値上がり率上位に「建設」が入り、セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)なども高い。為替がやや円高だったため、日経平均は10時頃まで80円高~50円高前後で推移したが、11時25分頃には142円37銭高(1万6373円80銭)まで上げた。前引けも123円87銭高の1万6355円30銭となった。主な株価指数はそろって高い。

 任天堂<7974>(東1)が早速反発して高値を更新し、引き続き米国での「ポケモンGO」人気などが好感されて売買代金1位。ポケモンのアニメ制作実績があるイマジカ・ロボットホールディングス<6879>(東1)や「ポケモンEXPOジム」を運営するサノヤスHD<7022>(東1)、位置ゲームで先行するモバイルファクトリー<3912>(東マ)はストップ高。「LINE」(ライン)<3938>(東1)の上場が15日に迫りアドウェイズ<2489>(東マ)などの関連株が高い。また、天皇陛下が引退の意向と伝えられ、元号や紙幣・貨幣の関係から日本金銭機械<6418>(東1)野崎印刷<7919>(東2)などが動意を強めた。 

 東証1部の出来高概算は10億1435万株、売買代金は1兆1609億円。1部上場1967銘柄のうち、値上がり銘柄数は1293銘柄、値下がり銘柄数は502銘柄となっている。

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