【株式市場】午前中の円高が幾分やわらぎ日経平均は7日ぶり反落だが持ち直す

株式

◆日経平均の大引けは1万6681円89銭(41円42銭安)、TOPIXは1330.75ポイント(0.64ポイント安)、出来高概算(東証1部)は18億6441万株

チャート16 20日後場の東京株式市場は、午前中の円高基調が幾分やわらいだ上、三井不動産<8801>(東1)が持ち直して14時前から堅調に転じるなど、大手不動産株や薬品株が強く、日経平均も次第に持ち直して下げ幅を縮小した。主な株価指数の中では東証2部指数、日経JASDAQ平均が高い。

 後場は、任天堂<7974>(東1)が13時前から急速に値を戻す場面を見せて引き続き大活況となり、前日比では反落だが売買代金は7000億円超えて過去最高を更新。NTTドコモ<9437>(東1)パスコ<9232>(東1)は総務省の「自律型モビリティシステム」選定など好感し高値を更新。エボラブルアジア<6191>(東マ)は業績予想の増額修正などが好感されて急反発。博展<2173>(JQG)はソフトバンクグループと日本IBMの共同事業に子会社が参加と伝えられ急伸。

 東証1部の出来高概算は18億6441万株(前引けは8億8595万株)、売買代金は2兆7199億円(同1兆2543億円)。1部上場1968銘柄のうち、値上がり銘柄数は972(同554)銘柄、値下がり銘柄数は820(同1283)銘柄。

 また、東証33業種別指数は13業種(同6業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、建設、不動産、陸運、情報・通信、食料品、水産・農林、医薬品、などとなった。

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