【株式市場】日経平均は一時151円高だが「ポケモンGO」関連株が波乱となり伸び悩む

株式

◆日経平均の前引けは1万6690円60銭(63円35銭高)、TOPIXは1332.11ポイント(4.60ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億9863万株

チャート13 25日前場の東京株式市場は、米S&P500株価指数の過去最高値などが好感され、日経平均は10時過ぎに151円40銭高(1万6778円65銭)まで上げた。ただ、このところスマートフォン向け新ゲーム「ポケモンGO」人気を受けて急騰してきた任天堂<7974>(東1)が急反落となるなど、活況高銘柄が波乱となったため相場心理に影響したようで、日経平均の前引けは63円35銭高(1万6690円60銭)となった。主な株価指数は総じて高い。

 このところ「ポケモンGO」関連株として連日急伸してきたイマジカ・ロボット ホールディングス<6879>(東1)などが急落した半面、関連株物色が遅れて波及した印象のあるFDK<6955>(東2)モバイルファクトリー<3912>(東マ)などは高い。インフォコム<4348>(JQS)は電子書籍配信サービスの拡大などが好感されて上げ、メディカル・データ・ビジョン<3902>(東マ)は医療従事者向け実臨床データ検索サービスの開始などが期待されて高い。

 東証1部の出来高概算は8億9863万株、売買代金は1兆1218億円。1部上場1969銘柄のうち、値上がり銘柄数は1304銘柄、値下がり銘柄数は525銘柄となっている。

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