任天堂は第1四半期赤字だが直近安値を割らず底堅い

株式市場 銘柄

■値幅での調整は一巡してきたとの見方が

 任天堂<7974>(東1・売買単位100株)は28日、底堅い始まりとなり、取引開始後の2万1860円(445円安)を下値に売買交錯。昨日の取引開始後に発表した2017年3月期・第1四半期決算(4~6月、連結)は売上高が前年同期比31.3%減少し各利益とも赤字だったが、その割には下値が固いとの評価がある。

 株価は7月初旬まで1万5000円前後だったが、スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」への期待を材料に急騰し、7月19日には2.2倍の3万2700円まで上げた。その後の調整相場では7月26日に一時2万1700円まで下押した。決算発表後もこの直近安値を割り込まないため、値幅での調整は一巡してきたとの見方が出ている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る