ジェイテックの第1四半期は増収効果に加え、経費削減に努めたことで営業・経常利益共に黒字転換

■技術職知財リース事業では、情報処理関連や電子・電気機器関連分野の取引が増加

 ジェイテック<2479>(JQG)の第1四半期連結業績は、売上高8億39百万円(前年同期比4.2%増)、営業利益15百万円(前年同期△02百万円)、経常利益15百万円(同△02百万円)、純利益△24百万円(同△20百万円)であった。増収効果に加え、経費削減に努めたことで、営業・経常利益共に黒字転換した。最終利益の赤字幅が拡大した要因は、前年同期の法人税が17百万円であったのに今期は40百万円と増加したことによる。

 事業別に見ると、技術職知財リース事業では、情報処理関連や電子・電気機器関連分野の顧客企業からの取引が前年同期より増加したことで増収となった。利益面についても、経費削減に努めたことにより増益となった。売上高7億93百万円 (前年同期比1.3%増)、セグメント利益93百万円(同6.4%増)。

 一般派遣及びエンジニア派遣事業は、前期に設立した連結子会社であるジェイテックビジネスサポート(平成28年4月1日付でベンチャービジネスサポートから商号変更)による取引が増加したものの、関連費用も増加したことにより、売上高は46百万円(同108.3%増)、セグメント利益は△05百万円(前年同期02百万円)となった。

 第2四半期連結業績予想の営業利益は17百万円、経常利益は16百万円を予想しているが、第1四半期でほぼ同レベルとなっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る