【株式市場】材料株など高く日経平均は堅調だがJPX日経400は軟調続落

◆日経平均の終値は1万7329円02銭(48円54銭高)、TOPIXは1389.43ポイント(1.18ポイント安)、出来高概算(東証1部)は19億7108万株

チャート5 22日後場の東京株式市場は、円安基調が好感された一方、中東情勢などに不透明感があり、日経平均は下値を1万7230円、上値を1万7330円の範囲で堅調・軟調を繰り返した。大引けは堅調反発となったがTOPIX、JPX日経400は軟調続落だった。

 トヨタ自動車<7203>(東1)などの自動車株が総じて軟調で、このところ連日高値を更新してきたオリエンタルランド<4661>(東1)も反落。半面、昨年の工作機械受注の3割増などを好感してDMG森精機<6141>(東1)などの機械株が高くなり、パイプドビッツ<3831>(東1)は「なりすましメール」排除サービスなどが材料視されて高値を更新。モルフォ<3653>(東マ)は1月第1四半期好調とされて出直りを強め、アクモス<6888>(JQS)は12月締めの第2四半期好調の期待などが言われて連日急伸した。

 東証1部の出来高概算は19億7108万株(前引けは9億3568万株)、売買代金は2兆507億円(同8929億円)。1部上場1861銘柄のうち、値上がり銘柄数は724(同477)銘柄、値下がり銘柄数は988(同1242)銘柄。

 また、東証33業種別指数は13業種(前引けは12業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、石油・石炭、パルプ・紙、情報・通信、鉱業、食料品、その他金融、非鉄金属、卸売り、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る