ペプチドリームは6月決算や今期の見通しなど好感され急伸

株式市場 銘柄

■今期の業績予想数字は掲げなかったが新規ライセンスなど7項目を推進

 創薬ベンチャーのペプチドリーム<4587>(東1・売買単位100株)は10日、大きく出直る始まりとなり、10時にかけて9%高の5670円(470円高)まで上昇。値上がり率ランキングでも東証1部銘柄の5位前後に顔を出している。9日の取引終了後に発表した2016年6月期の決算(非連結)が売上高74.9%増、営業利益83.2%増となるなど大幅に拡大し好感されている。

 今期・17年6月期の見通し数字は、業績目標が複数の会計年度にわたるものが多いことなどを要因に発表しなかったが、今期の見通しとして新規のライセンス許諾契約や臨床試験の開始など7項目を挙げ、7項目すべて期中に達成した場合は16年6月期の業績を大幅に上回るとした。7月中旬には、野村證券が目標株価8700円で注目を開始したと伝えられたことがあった。

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