フェイスは大幅増額修正を好感して急続伸!株価は安値圏から反発期待

株式市場 銘柄

 フェイス<4295>(東1)は139円高の1200円まで上げて急続伸。8月10日に17年3月期第2四半期累計および通期業績予想の大幅増額修正を発表したことを好感している。コロムビア事業が好調に推移している。

■第1四半期は大幅増益、第2四半期累計および通期業績予想を大幅増額修正

 8月10日発表した17年3月期第1四半期連結業績は、前年同期比4.5%増収、3.1倍営業増益、3.0倍経常増益、3.7倍最終増益だった。コンテンツ事業はフューチャーフォン向けサービス減少で減収だが、コロムビア事業においてアニメ関連製品の市販・配信が好調に推移した。さらに利益率の高い過年度発売作品の売上が堅調に推移したことも利益押し上げ要因となった。

 第1四半期業績を踏まえて第2四半期累計および通期業績予想を増額修正した。第2四半期累計は前回予想に対して売上高を10億円、営業利益を7億90百万円、経常利益を7億90百万円、純利益を3億15百万円、通期は売上高を10億円、営業利益を8億円、経常利益を8億円、純利益を3億円それぞれ増額した。通期は実質的に第2四半期累計の増額分を上乗せした形である、再増額の可能性もあるだろう。

■株価は反発期待、26週線を突破すれば出直り本格化

 株価は年初来安値圏1000円台で推移しているが、増額修正を好感して反発展開となっている。26週移動平均線し出直りの動きが本格化しそうだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る