Jトラスト:新株予約権(有償ストックオプション)を発行

■第1四半期、営業収益過去最高で営利黒字に転換

 金融事業中心に事業展開するホールディングカンパニー、Jトラスト<8508>(東2)は、8月12日開催の取締役会で、同社並びに子会社の役職員を割当対象とする新株予約権(有償ストックオプション)の発行を決めた。割当日は9月30日。

【発行要領ポイント】

 新株予約券の発行数28,200個(普通株式2,820,000株=発行済普通株式数の2.507%に相当)、ストックオプション行使価格:789円(満期期間5年間)、行使期間:2016/10/1~2021/9/30。

■業績好調へ自信の表れか

 ストックオプション発行について同社は、グループの中長期的な企業踏まえ価値増大へ向け本社をはじめグループ内の意欲・士気向上によるグル―プの結束を高めたい意向だが、同時発表の今期第1四半期連結業績は、営業収益205億円と過去最高、営業利益も前期赤字から30億円改善し黒字11億円を計上、右肩上がりの業績見通しを予想している。ストックオプション発行の意図は、こうした「業績アップへの自信の表れ」ともとれよう。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る