UMNファーマは米社との協議進み赤字大幅改善と発表し後場出直り拡大

株式市場 銘柄

■上場来の安値つけたばかりだが潮目の変化に注目集まる

 バイオ医薬品開発などのUMNファーマ<4585>(東マ・売買単位100株)は17日の後場一段高となり、一時9%高の1229円(99円高)まで上げて出直りを強めた。17日付で、連結子会社UNIGENと技術導入元である Protein Sciences Corporation(米コネチカット州)との間で2016年2月に締結した季節性組換えインフルエンザHAワクチンの岐阜工場からの原薬供給に関する合意に基づく協議が進展し、進行中のコスト削減策に加えて4億5000万円以上のコスト改善が見込まれると発表。注目された。

 この8月10日に2012年12月の上場以来の安値1109円をつけたばかり。テクニカル的にはまだ底打ちが確認できる値動きにならないようだが、赤字が大きく改善することになるため注目されている。

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