【どう見るこの相場】イエレン米FRB議長の発言でドル高・円安、日本株は意外高の可能性も

日本インタビュ新聞社

 8月29日~9月2日の日本株は堅調な動きが想定される。前週末の米国市場でのドル高・円安が追い風となり、日経平均株価は意外高となって1万7000円台を試す可能性もありそうだ。

 前週末26日のジャクソンホールにおける講演の中で、イエレン米FRB議長は「米経済は緩やかな拡大が続き、追加利上げの条件が整ってきた」と述べた。この発言を受けて年内12月の利上げ観測、さらに9月利上げ観測も高まり、ニューヨーク外国為替市場では1ドル=101円台後半までドル高・円安方向に傾いた。

 この流れを受けて週初8月29日の日本株は買い優勢のスタートとなりそうだ。そして週末9月2日には米8月雇用統計の発表を控えている。重要イベントを控えて積極的な買いは手控えられることになるが、一方では、米8月雇用統計の結果次第で9月利上げ観測が急速に高まる可能性があるだけに、外国為替市場では円買いポジションの巻き戻し、株式市場では売り方の買い戻しがフライング気味に強まることも考えられる。ポジション調整の動きが日本株の意外高を演出する可能性もありそうだ。

■円安メリット関連物色、買い安心感で新興市場にも資金流入

 セクター・銘柄としては、ドル高・円安を好感して自動車セクターを中心とする輸出関連・円安メリット関連セクター・銘柄が物色されそうだ。また買い安心感が広がり、売買高が低調な新興市場にも資金が流入するかが注目点となる。8月31日~9月2日開催のZMPフォーラムに合わせて自動運転関連も注目されそうだ。

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