【株式市場】円安好感し日経平均は朝急伸の後もみ合うが一時403円高となり大幅反発

株式

◆日経平均の終値は1万6737円49銭(376円78銭高)、TOPIXは1313.24ポイント(25.34ポイント高)、出来高概算(東証1部)はは16億1667万株

チャート15 8月29日後場の東京株式市場は、14時過ぎにかけてトヨタ自動車<7203>(東1)などが一段ジリ高となるなど円安基調の再燃が好感された。日銀の株価指数連動型のETF(上場投信)買いは入らな買ったようだが、日経平均は13時過ぎに403円93銭高(1万6764円64銭)まで上げ、高値圏で一進一退となり大幅反発。主な株価指数はそろって高い。

 後場は、東芝<6502>(東1)が円安やグループ会社の株式売却益などへの期待から本日の高値圏で頑強な展開となり、円安を受けて造船・海運株も高い。インフォマート<2492>(東1)はメガバンク3行との提携が好感されてストップ高買い気配を継続。安川情報システム<2354>(東2)はNTTグループへの採用などがいわれてストップ高。CRIミドルウェア<3698>(東マ)アドアーズ<4712>(JQS)は「VR」(仮想現実)関連事業などへの期待が強く高い。

 東証1部の出来高概算は16億1667万株(前引けは7億7349万株)、売買代金は1兆8027億円(同8075億円)。1部上場1971銘柄のうち、値上がり銘柄数は1540(前引けは1515銘柄)、値下がり銘柄数は363(同362銘柄)。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けも30業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、保険、輸送用機器、ガラス・土石、証券・商品先物、その他金融、非鉄金属、機械、不動産、鉄鋼、ゴム製品、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る