【株式市場】7月下旬以来の円安など好感し日経平均は6月1日以来の1万7000円台回復

株式

◆日経平均の前引けは1万7139円80銭(214円12銭高)、TOPIXは1354.23ポイント(13.47ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億3262万株

チャート11 9月5日(月)前場の東京株式市場は、為替が7月下旬以来の円安水準になる1ドル104円台に入ったことなどが好感され、自動車株や海運株などが高いほか、日銀・黒田総裁の講演に対する期待などから三井不動産<8801>(東1)などの不動産株や生保・損保株なども堅調になった。日経平均は205円高で始まった後も上値を追い、10時過ぎに230円68銭高(1万7156円36銭)まで上げ、取引時間中としては6月1日以来の1万7000円台を回復。前引けも214円12銭高(1万7139円80銭)だった。主な株価指数はそろって高い。

 ソニー<6758>(東1)が米国景気指標の堅調差などを好感して年初来の高値に進み、ファーストリテイリング<9983>(東1)は8月の月次動向などを好感して急反発。ゼニス羽田ホールディングス<5289>(東2)は電線地中化の関連株人気に乗り急伸。モバイル・ファクトリー<3912>(東マ)は9月15日に始まる「東京ゲームショウ2016」などが材料視されて2日連続ストップ高。アエリア<3758>(JQS)は引き続き角川ゲームスとの共同事業などが好感されて大幅続伸。

 東証1部の出来高概算は8億3262万株、売買代金は8299億円。1部上場1973銘柄のうち、値上がり銘柄数は1416銘柄、値下がり銘柄数は431銘柄となっている。

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