【材料でみる株価】アドソル日進は急続伸、1月の上場来高値試す

材料でみる株価

■東証1部指定承認、配当増額、株式分割を発表

 アドソル日進<3837>(東2)は12日、234円高の2018円まで上げて急続伸している。9月9日、東証1部指定承認、配当増額修正、株式分割、および株式分割に伴う配当修正と株主優待制度一部変更を発表した。株価は第1四半期の大幅増収増益や第2四半期累計予想の増額修正を好感して動意づいている。新たな材料も好感して1月の上場来高値を試す展開だろう。

 9月9日東京証券取引所から東証1部指定承認を受け、16年9月16日付で東証2部から東証1部へ指定替えとなる。そして17年3月期中間期(9月)末に東証1部指定記念配当4円を実施し、配当予想を前回予想の年間27円から、年間31円(第2四半期末18円=普通配当14円+記念配当4円、期末13円)に増額修正した。前期との比較では5円増配となる。

 さらに16年9月30日を基準日(効力発生日16年10月1日)として1株を2株に分割する。この株式2分割に伴って17年3月期配当予想は年間15円50銭(第2四半期末9円=普通配当7円+記念配当2円、期末6円50銭)となる。また株式2分割に伴って毎年9月末および3月末に実施している株主優待制度の対象・優待内容が一部変更(詳細は会社HPを参照)となる。

 業績は好調だ。8月8日発表の17年3月期第1四半期(4~6月)非連結業績は前年同期比19.4%増収、39.7%営業増益、40.4%経常増益、45.4%最終増益の大幅増収増益となり、8月17日には第2四半期累計(4~9月)予想の増額修正を発表している。社会システム事業における電力自由化関連が想定以上に好調で、案件の選択と集中による収益性の改善も寄与する。通期予想は据え置いているが増額余地があるだろう。

 株価は8月8日発表の第1四半期大幅増収増益を好感して動意づき、第2四半期累計予想の増額修正も好感して、8月8日終値1330円から9月1日1940円まで急伸した。その後は利益確定売りで一旦反落したが、9月8日の直近安値1673円から切り返している。日足チャートでは25日移動平均線のサポートを確認した形だ。また週足チャートでは13週移動平均線が26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスを示現して先高感を強めている。新たな材料も好感して16年1月の上場来高値2030円を試す展開だろう。

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