日本アイ・エス・ケイが「マイナス金利の深堀り」を材料に一段と強含む

株式市場 銘柄

■金庫の大手・日銀が史上初めて導入したあと大相場を演じたため期待が再燃

 耐火金庫などの日本アイ・エス・ケイ<7986>(JQS・売買単位千株)は15日の後場一段と強含んで始まり、12時50分にかけて8%高の256円(19円高)と出直りを強めている。日銀が「マイナス金利」を史上初めて導入した2016年2月末から動意を強めたことがあり、この9月20~21日の日銀・金融政策決定会合でもマイナス金利を「深堀り」するとの観測が強まってきたことが材料視されている。

 目先的には、7月下旬から8月上旬にかけて300円台で売買が膨れたため、この水準で買った向きによる戻り売りの圧迫を警戒する様子があるが、業績は連続で最高益を更新する見通しで、株価水準もPER16倍前後のため割高感は強くないといえる。

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