大日本住友製薬が「がん幹細胞」治療薬を材料に15年ぶりの高値

株式市場 銘柄

■全体相場が続落模様とあって材料株を選別物色

 大日本住友製薬<4506>(東1・売買単位100株)は27日、急伸の始まりとなり、取引開始後に2028円(160円高)をつけて2001年以来15年ぶりの高値に進んだ。がんの再発や転移の原因とされる「がん幹細胞」を治療する新薬を開発し2017年にも発売すると27日付の日本経済新聞・朝刊が伝えた。全体相場が円高や米国株安によって続落模様のため材料株を選別物色する動きがあり、デイトレーダーにとっては本日の絶好の銘柄になるようだ。

 値動きをみると、ここ3年来の高値ゾーンを上抜いてきたため、3年がかりのもみ合いを離脱して新たな上昇波動に移行する可能性が出てきたとの見方がある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る