農業総合研究所が後場一段高、10月中旬の決算発表などに期待が強まる

株式市場 銘柄

■生鮮野菜や果物など全国の登録生産者から集荷して大都市圏を中心に直売

 農業総合研究所<3541>(東マ・売買単位100株)は28日の後場一段高となり、14時にかけて8%高の4575円(350円高)をつけ、9月14日以来2週間ぶりに4500円台を回復した。生鮮野菜や果物などを全国約5800名の登録生産者から集荷して大都市圏のスーパーマーケットなどを借りた約710店舗で直売し、2016年8月期の決算発表を10月12日に予定。営業利益は前期の3倍から4倍に急拡大する見通しのため、期待や注目が再燃したとの見方が出ている。「登録生産者数と販売店舗数が拡大しているため、業績もこれに準拠するような伸びにつながる」(同社)という。

 また、26日付の日本経済新聞が「鹿児島銀行は30日に地元の卸売業者などと新会社を設立し、農業分野に参入する」などと伝え、農業のIT化などに取り組む同社に注目する動きもあるようだ。

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