【株式市場】日経平均は一時261円高となり新規上場のシンクロ・フードは好調スタート

株式

◆日経平均の前引けは1万6699円18銭(233円78銭高)、TOPIXは1343.16ポイント(12.39ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億4628万株

チャート15 9月29日(木)前場の東京株式市場は、国内輸入企業による円売り・ドル買いなどが言われて円安基調になったことやNYダウの続伸が好感され、全般に大きく反発した。OPEC(石油輸出国機構)の減産観測を受けて石油資源開発<1662>(東1)などの石油株、資源株が一斉高。日経平均は140円高で始まった後も上値を追い、11時にかけて261円91銭高(1万6727円31銭)まで上げ、前引けも233円78銭高(1万6699円18銭)となった。主な株価指数では東証マザース指数が小安い。

 資源株高に乗る形で住友商事<8053>(東1)などの大手商社株も軒並み値上がりし、円安を受けて自動車、鉄鋼、機械株なども高い。CRIミドルウェア<3698>(東マ)が日、米、中の有力ゲームサウンドスタジオ3社との提携を好感して活況高となり、モジュレ<3043>(JQS)は過年度決算に対する疑義などの推移が注視されるなかで急反発。

 本日上場のシンクロ・フード<3963>(東マ・売買単位100株)は飲食店経営や関連事業に関する情報サイト「飲食店.com」の運営などを行い、公開価格は2100円。10時15分に公開価格を41%上回る2970円で初値がつき、の買い気配となり、その後3220円まで上げて前引けも3220円となった。

 東証1部の出来高概算は8億4628万株、売買代金は8536億円。1部上場1978銘柄のうち、値上がり銘柄数は1268銘柄、値下がり銘柄数は601銘柄となっている。

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