【株式市場】円高は鈍化したが日経平均は重く新規上場のG-FACTORYは好発進

株式

◆日経平均の終値は1万6449円84銭(243円87銭安)、TOPIXは1322.78ポイント(20.47ポイント安)、出来高概算(東証1部)は18億9958万株

チャート14 9月30日後場の東京株式市場は、円高基調の鈍化を好感してトヨタ自動車<7203>(東1)などが持ち直したが、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)などの大手銀行株は一進一退。日経平均は前場の安値285円93銭安(1万6407円78銭)を割らなかったが、大引けまで下げ幅250円前後で推移し、大幅反落となった。主な株価指数はそろって安い。

 後場は、イオンモール<8905>(東1)が前引け後に株主優待制度の新設を発表して後場堅調転換し一段高。日本鋳鉄管<5612>(東1)は電線地中化関連株の人気再燃とされて戻り高値。ALBERT(アルベルト)<3906>(東マ)はAI(人工知能)応用の最新事例などに関するセミナーを9月29日に開催とされて急伸。ULSグループ<3798>(JQS)は子会社ウルシステムズの提携などが言われて急伸。

 本日新規上場とのG-FACTORY<3474>(東マ・売買単位100株)は10時46分に公開価格3240円を54%上回る5000円で売買が成立し初値がついた。高値は前場の5020円、終値は4205円となり好調。

 東証1部の出来高概算は18億1958万株(前引けは8億5598万株)、売買代金は2兆461億円(同8914億円)。1部上場1978銘柄のうち、値上がり銘柄数は256(同277)銘柄、値下がり銘柄数は1658(同1606)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち、値上がりした業種は3業種(前引けは鉱業1業種のみ)となり、石油・石炭、不動産、鉱業、が高い。

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