串カツ田中は月次動向など好感され3日続けて上場来の高値

串カツ田中

■PERは40倍に乗ったが既存店の強さなど注目される

 串カツ田中<3547>(東マ・売買単位100株)は7日も上値を追い、10時30分を回って15%高の8150円(1060円高)まで上げて上場来の高値を3日続けて更新した。売買も活発で、売買代金は東証マザーズ銘柄の5位前後。10月4日の取引終了後に発表した「月次報告」で、9月の既存店売上高が前年同月比2.4%増加し、全店売上高は新規出店4店舗の合計127店舗で同じく54.6%の大幅増加となったことなどが好感された。

 9月14日に上場し、公開価格は3900円。初値は4425円。今期予想1株利益(2016年11月期、会社側予想)は195円ちょうどのため、株価8100円でのPERは40倍に乗るが、調査筋の中には既存店の動向が強いとして注目する様子がある。

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