【業績でみる株価】古野電気は17年2月期第2四半期累計および通期予想を増額修正

業績でみる株価

 魚群探知機や電子海図など船舶用電子機器大手の古野電気<6814>(東2)は10月7日、17年2月期第2四半期累計(3~8月)および通期利益予想の増額修正を発表した。7月14日の減額修正から一転しての増額修正である。想定為替レートが保守的であり、通期再増額余地があるだろう。株価は8月の年初来安値から切り返している。増額修正も好感して出直りの動きが本格化しそうだ。

 17年2月期第2四半期累計の連結業績予想は、前回予想(7月14日に減額修正)に対して、売上高は据え置いて前年同期比8.2%減の420億円、営業利益が13億円増額して同18.0%増の23億円、経常利益が14億円増加して同6.1%減の21億円、純利益が13億円増額して同31.1%増の19億円とした。コストダウンや経費削減への取り組みで売上原価および販管費が減少した。また無線LANシステム事業などが好調に推移し、為替が想定より若干円安水準で推移したことも寄与した。

 通期の連結業績予想は前回予想に対して、売上高が据え置いて前期比9.7%減の810億円、営業利益が8億円増額して同41.6%減の17億円、経常利益が9億円増額して同61.3%減の13億円、純利益が10億円増額して同54.3%減の12億円としている。としている。通期予想に対する修正後の第2四半期累計の進捗率は、売上高51.9%、営業利益135.3%、経常利益161.5%、純利益158.3%で利益は超過達成している。想定為替レートが1ドル=100円、1ユーロ=110円と保守的であり、通期予想に再増額余地がありそうだ。

 株価は8月の年初来安値478円から切り返し、9月29日には573円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインの形となった。また週足チャートで見ると13週移動平均線に続いて26週移動平均線を突破した。基調転換を確認した形だ。増額修正も好感して出直りの動きが本格化しそうだ。

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