【株式市場】NY株高などで日経平均は一時134円高だが中国の貿易統計を受けて下げる

株式

◆日経平均の前引けは1万6774円26銭(65円74銭安)、TOPIXは1340.48ポイント(1.87ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億1105万株

チャート5 10月13日(木)前場の東京株式市場は、NYダウの反発などが好感されて自動車株などが上げ、日経平均は10時にかけて134円25銭高(1万6974円25銭)まで上げた。その後は中国の9月の貿易統計が伝えられ、輸出は減少に転換し輸入は増加率鈍化となったことなどが言われて日経平均は下げに転じ、前引けにかけて79円60銭安(1万6760円40銭)まで軟化。前引けも65円74銭安となった。主な指数では東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均が高い。

 提携を発表したトヨタ自動車<7203>(東1)スズキ<7269>(東1)が高く、TDK<6762>(東1)などのスマートフォン部品株も高い。昭和電線ホールディングス<5805>(東1)は東京都内で発生した大規模な停電を思惑材料に上げ、日本エム・ディ・エム<7600>(東1)は利益予想の増額発表が好感されて高い。日本農業総合研究所<3541>(東マ)NTTドコモ<9437>(東1)との業務提携や好決算が好感されて活況高。

 東証1部の出来高概算は8億1105万株、売買代金は9024億円。1部上場1985銘柄のうち、値上がり銘柄数は911銘柄、値下がり銘柄数は894銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る